「映画兄弟の映画ブログ」を訪問していただき誠にありがとうございます。
「ネタばれ」どころか、観たことある人しか楽しめないかもしれません。ご注意くださいませ。
<< 『トレーニング・デイ』 〜極悪デンゼル〜 | main | 今村昌平(1926)について 書き足し >>

スポンサーサイト

  • 2008.07.01 Tuesday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています



今村昌平(1926)について

大学のとき、今村昌平の作品を2本観た。

1本は、『楢山節考』。物語の重厚さ、役者の誠実さ、画の美しさ、さまざまなことに感銘を受け、感動したことを覚えている。
いままで10回以上観ている。DVDも買った。

2本目は、『神々の深き欲望』。これは大学生のときのaniには、難しすぎた。そのときのことはあまり覚えていない。今観るとよくわかる。

最近の秀作は、観ていない。だから近年の今村のテーマはわからないが、大学時分に観た中期のテーマはだいたい次のようなものだろう。

つまり、
人間と動物をわけるものはあるのか。あるとしたら何か。もしかしたらそんな尊厳は無いのかもしれない。
人間は獣を自らを分かつため、自然と自らを分かつため、さまざましきたりを作ってきた。言語しかり、因習しかり。しかし、人間は自分たちがつくったこのしきたりに苦しめられているではないか。辰平やクラゲ島の住民。
もちろん、因習の薄まった現代がよいのではない。いまだ自分たちの作った囲いに苦しめられているではないか。製糖会社の社員。
人間は自らが人間であることに苦しめられている。自然と自らを分かつことに失敗しているのではないか。もしかしたら、人間と動物をわけるものなど存在しないのかもしれない。それを暗にしめすのが、随所に現れる野生動物の姿だったり、人間の性の描き方だったりするのではないだろうか。


今村作品をほとんど観てもいない素人がこんな詮索するもんではないが、若いときの自分に影響を与えてくれた監督の死に際して敬意を込めて書いてみた。
影響というのはインスピレーションであり、たった1本の映画で与えられてしまうのですね。



深作監督が死んだときよりショック。 ⇒



スポンサーサイト

  • 2008.07.01 Tuesday
  • -
  • 12:57
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク


コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
http://c3popfan.com/8DA191BA8FB995BD/
今村昌平今村 昌平(いまむら しょうへい、1926年9月15日 - 2006年5月30日)は、日本の映画監督、脚本家。東京都出身。父親は開業医。東京高等師範学校附属中学校(現筑波大学附属高等学校)、早稲田大学第一文学部卒業。長男である天願大介も映画監督。人間の欲望をユ
  • お待たせ!映画ファン「映画監督・評論家編」
  • 2007/09/30 4:11 AM
calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
search this site.
no movie, no life
categories
no movie, no life 2
links
FLiX movie news
Powered by RSSリスティング
profile

archives
recent entries
recent comment
recent trackback
others
from JUGEM