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『砂の器』(1974)---差別と宿命

松本清張の原作も読んだし、中居君のドラマも観て、話の内容は完全に知っていたにもかかわらず、涙涙でした!

変なたとえだけど、『パッチギ!』(2004)のエンディングを、時間的に3倍長くして、内容的に3倍濃くしたような、後半50分間。映画史に残るエンディングと言っていいと思います。

そこでは、丹波哲郎が犯人の半生を語ります。言葉に重みがあります。こんなすごい俳優とは知りませんでした(『大霊界』より後しか知らないもんで)。

砂の器---エンディング


中居君のドラマでは、親子の「宿命」は「父親の殺人」でした。大変がっかりしたことを覚えています。あの処理はよくない。原作のほうでも実は「ハンセン病」のことについては、ほとんど書かれていません。ほんの1ページ分くらいです。

物語の中であれ、ハンセン病の問題をまともに正面から扱ったのは、この映画版だけです。社会的な問題背景と親子の情愛、そして人間の宿命を、見事に描ききった本作は、やはり日本映画の最高傑作のひとつと言っていいと思います。

ハンセン病問題にかんしては下の本に、とてもわかり易く、それでいて情感豊かに書かれています。是非ご一読を。

差別とハンセン病 「柊の垣根」は今も
『差別とハンセン病 ---「柊の垣根」は今も』
(畑谷史代/平凡社新書/760円+税)


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あらすじ:
ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。が、事件を担当した警視庁刑事・今西と西蒲田署刑事・吉村は地道な聞き込みの結果、事件前夜、被害者と酒を飲んでいた若い男の存在に行き当たる。今西と吉村の2人は東北なまりの“カメダ”という言葉を数少ない手掛かりに、男の行方を追う。しかし2人の執念の捜査もなかなか実を結ばず、犯人へと繋がる有力な情報は得られない日々が続いた。いよいよ迷宮入りかと思われたとき、小さな新聞記事がきっかけとなって、捜査は急展開を見せ始めた。

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