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  • 2008.07.01 Tuesday
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『シン・シティ』 〜罪の街〜

“罪の街=シン・シティ”で繰り広げられる、愛と復讐を描いたハードボイルド・クライム・アクション。フランク・ミラー原作のアメリカンコミックを完全映画化。

シンシティ2
スター総出演

原作者フランク・ミラーも自らメガフォンをとり、ロバート・ロドリゲスと共にコミックの世界を映像化。クエンティン・タランティーノがスペシャルゲスト監督として参加している。

それぞれの理由で自らの愛する女性のために命懸けで戦う男達。その三つのエピソードが『パルプ・フィクション』のように時系列を交差させて描かれる。

トーンを抑えたモノクロの画面で展開されるバイオレンス描写の嵐は、カラーだったら実現不可能だったと思う。それくらいドギツイ描写のオンパレード。好みの分かれるところではある。でも、映画の見所は決して暴力描写ではなくて「不器用な男が命懸けで戦う姿」。これに尽きる!

それにしてもミッキー・ロークをかっこいいと思える日が来るとは思わなかった。特殊メイクでコミックのキャラクターになりきって、気合い入りまくりの大熱演。猫パンチの汚名は返上だ!


データはこちら↓↓ 主役から脇役までキャストが豪華すぎる。

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『ロード・オブ・ウォー』 〜ランボーの銃が欲しい〜

ニコラス・ケイジ主演。戦争の背後で暗躍する武器商人の存在に焦点をあてた社会派ドラマ。実在の武器商人をモデルに、その波乱万丈の半生を描く。

ニコラス・ケイジの、深い皺の刻まれた必要以上に深刻そうな顔と、それと相対するように軽妙なストーリ展開。
観ているうちにシリアス物なんだかコメディなんだかわからなくなる、ちょっとリズムの狂った映画。

lordofwar
出張中のニコラス・ケイジさん

同じくニコラス・ケイジ主演で、スナッフ・フィルムの謎を追う『8mm』でも、映画の内容はこの上なく陰惨なのにあの過剰演技気味なニコラス・ケイジの表情が変な笑いを誘ったのを思い出す。


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『砂の器』(1974)---差別と宿命

松本清張の原作も読んだし、中居君のドラマも観て、話の内容は完全に知っていたにもかかわらず、涙涙でした!

変なたとえだけど、『パッチギ!』(2004)のエンディングを、時間的に3倍長くして、内容的に3倍濃くしたような、後半50分間。映画史に残るエンディングと言っていいと思います。

そこでは、丹波哲郎が犯人の半生を語ります。言葉に重みがあります。こんなすごい俳優とは知りませんでした(『大霊界』より後しか知らないもんで)。

砂の器---エンディング


中居君のドラマでは、親子の「宿命」は「父親の殺人」でした。大変がっかりしたことを覚えています。あの処理はよくない。原作のほうでも実は「ハンセン病」のことについては、ほとんど書かれていません。ほんの1ページ分くらいです。

物語の中であれ、ハンセン病の問題をまともに正面から扱ったのは、この映画版だけです。社会的な問題背景と親子の情愛、そして人間の宿命を、見事に描ききった本作は、やはり日本映画の最高傑作のひとつと言っていいと思います。

ハンセン病問題にかんしては下の本に、とてもわかり易く、それでいて情感豊かに書かれています。是非ご一読を。

差別とハンセン病 「柊の垣根」は今も
『差別とハンセン病 ---「柊の垣根」は今も』
(畑谷史代/平凡社新書/760円+税)


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『下妻物語』(2004)---趣味への執着が人間の存在意義?

「どうせアイドル映画じゃろお」と思っている30代の人、是非観て下さい。


表現方法の冒険とお話のドライブ感と役者のポップさが完全合致した傑作。


下妻物語01
イチゴ(土屋アンナ)の愛機「舗爾威帝劉」号、参上。

下妻物語02
「貴族の森」で友情を深めあう二人。

下妻物語03
白いエナメルを履いて青いスカジャンを着た一角獣(阿部サダヲ)。左は生瀬さん。

下妻物語04
一角獣との恋に破れたイチゴ。「人のものだって、とっちゃえばいいじゃん」と慰める桃子(深田恭子)。


特攻服とかバイクとかロリータファッションとか、主人公たちの趣味への執着がやけにリアルさを感じさせる。(程度の差はあれ)自分らもそうだったとしみじみ。

なんも考えず楽しめるいい映画です。


最近日本映画頑張っていると思う。宜しければクリックを ⇒


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『ベストキッド4』(1994)---ヒラリー・スワンクまつり前夜祭

ヒラリー・スワンクまつりをやるって言ったら、tetsuが『ベストキッド4』をTSUTAYAで借りてきてくれた。なんてよくできた弟でしょう。

このころから口が大きなヒラリー。運動神経の良さが買われて、この映画のオーディションに合格したとか(水泳でアメリカ代表を決めるオリンピック選考会に出場したことがあるらしい)。でも、あんましアクションシーンはありません。運動神経もあんまり関係無いような・・・。

このころのヒラリーは、若くて、ムチムチです(当たり前)。
『ボーイズ・ドント・クライ』(1999)のときの役作りで病的といえるくらい痩せてたときとは、あまりにもギャップがあって怖い。


ベストキッド4-1
修行中の二人。瞑想中のミヤギ師匠。

ベストキッド4-2
修行中の二人2。カラテの型からワルツの練習へ。

お話は、無邪気な白人娘と宗教家が修行を通して交流する話。
ミスター・ミヤギは、しゃべってる英語は簡単なんだけど、言っている意味は全然わかりません。


次は『ボーイズ・ドント・クライ』。宜しければクリックを ⇒


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『嫌われ松子の一生』(2006)---人間ってのは何があれば生きていけるのか?

「うちはあなた無しでは生きていけない」というお話はよくあります。

この映画を観て思ったことは、「人間は何があれば生きていけるのか」ということでした。

つまり、「人間は心の支え・心の拠り所を持って生きているって言うけど、それは本当はどんなものなのか」ということです。

もうちょっと言うと「人間は何が楽しくて生きていくのか」。そして、人間を衝き動かしていくものは。。。作品の主眼はこんなところにはないかも知れませんが。

松子の場合はどうなんでしょう?男?恋愛?
そんな一言で片付けることはできない。少なくとも普通の恋愛映画ではないのです。後半、男と女、愛と憎を描くことには成功しています。



とはいえ、実は、正直、『下妻物語』(2004)のほうが、傑作と言えるでしょう。映像表現、物語、役者、すべてにおいて『下妻』のほうが少しずついい。トータルでは、ずっといい。

『下妻』は映像表現と物語展開が完璧にマッチしていてどんどんお話の中に引き込まれ、全体でドライブしていきます。『松子』のほうは、映像表現が、観客の感情移入を邪魔しているような気がしました。それは、多分、観客側の「期待」の差の所為かもしれません。

この監督さん(中島哲也)は、「短いもの」のほうが才能を発揮できるようです。『松子』は長すぎでした(全編130分)。柄本明まわりの前半のエピソードは全部要らないのでは。。。『下妻』は全編102分。そりゃあ、おんなじ質のものだったとしても、インパクトが違います。

「大作をどう表現するか」が、中島監督の課題となってしまいました(大きなお世話ですね)。

てか、大作撮る必要ないですが。。。



最近の映画、長すぎると思いませんか。宜しければクリックを ⇒


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『ペット・セメタリー』

そこは呪われた場所。埋葬されたものが蘇る。ただし、魂は帰ってこない・・・。

スティーブン・キング原作小説の映画化。
息子を失った父親が、禁断の方法で息子を蘇らせようとしたことから起こる悲劇。

最愛の息子を失った父親。悲しみに暮れ、呪われた方法にすがる。蘇った息子は姿こそ変わらないものの、魂の無い悪鬼と成り果てていた。やがて訪れる最悪の結末。そして、悲劇は再び繰り返される。

愛情が引き起こす、恐怖と悲劇の連鎖。
失ってしまった最愛の人に、もう一度会いたい。
誰もが持つ想いに忍び寄る闇。
愛情と悲しみと狂気が交差する、傑作ホラー。

ペットセメタリー
ジャケットが怖い

今はテレビじゃ放送できないだろうな。昔は何度も放送してたけど。子供を○○するのは多分NGだ。
『ペット・セメタリー2』もあるよ。


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『ドリームキャッチャー』 〜合い言葉は S・S・D・D〜

夢の番人・ドリームキャッチャー。
ひとつの悪夢がその網をくぐり抜けてしまった。

スティーヴン・キングの同名小説を映画化したサスペンス・ホラー。少年の頃に同じ秘密を共有した男たちが、次々と起こる不吉な出来事に見舞われながら、やがて人類の命運をかけて侵略者に立ち向かっていく。

『スタンド・バイ・ミー』のような少年たちが、『グリーン・マイル』のように不思議な出会いと体験をして、大人になって『IT』のように悪と対決する。要するにどこを取ってもキング味

この映画、世間一般での評価はイマイチのようですが、好事家には受けが良いようです。僕もその一人ですが。でも友人に勧めたら「つまらない」と一蹴されました。こんなに面白いのになあ。

もうひとつ。これは珍しく悪いモーガン・フリーマンです。すごい狂いっぷり。


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『キング・コング』(2005) 〜世界第8の不思議〜

映画史に残るスペクタクル・アドベンチャー『キング・コング』の再リメイク版。監督は『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン。

導入部こそ少しダレたけど、髑髏島上陸から一気に引き込まれる。そこからは息をつく暇もなく、ひたすらアクションのつるべ打ち!



まるでウルク=ハイのような原住民による襲撃、コング登場、恐竜との壮絶バトル、巨大昆虫来襲、コング捕獲作戦・・・。そしてそしてエンパイア・ステート・ビルでのコング最期の大アクション。

アクションのボリュームだけでも並の映画の三倍はある。映画の尺も長いけど、それでも三時間があっという間。この映画、面白い!

怪獣映画好きは必見。コング超かっこええ

コングの最期に涙。展開や結末を知っていても関係ない。コングの勇姿が目に焼き付いた。


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今村昌平(1926)について 書き足し

前エントリの続きです。

いろいろ思い出してきた(最近は昔のことを思い出すのにも時間がかかる)。『ええじゃないか』(1981)を小学校高学年のとき、『女衒 ZEGEN』(1987)と『黒い雨』(1989)を高校生のときに観た。

『ええじゃないか』は小学生にとってはエロすぎた。桃井かおりが立ったまま着物を脱がされるシーンを覚えている。

今村作品に欠かせない俳優・緒形拳。最近は若手監督の小品(失礼!)にしか出ていません。大作と呼べそうなのは、『おろしや国酔夢譚』(1992)以来、出てないのでは。もっとスクリーンで観たいよう。メジャー作品の最後が『国会へ行こう!』(1993)なんてことになったら悲しすぎます。


緒形拳特集もやりたいなあ。宜しければクリックを ⇒


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